自尊感情を育てる作戦

 

うちの子は3歳を過ぎてしまったという場合も、基本的に同じ方向で接しましょう。リハビリ効果があります。

 

その1 あなたが大好きというメッセージをたくさん送ってあげましょう。

たいていのママは我が子が大好きです。その大好きと言う気持ちを我が子にわかる形で伝えていますか?たとえば、子どもがしていることを見ていて、後で楽しそうだったねなどと声をかける。抱きしめる。…と、いったことです。存在自体を肯定するのです。 特にいいことをしたわけではなくても「いい子ねぇ」と言う。子どもには穏やかに話す。子どもと顔を会わせるときはいつも笑顔。

 

その2 お手伝いなどを通じて価値のある人間だと伝えましょう。

弟のおむつを取ってもらう。パンをお皿にのせてもらう。何かをしてくれたら、「ありがとう」「助かる」といった反応を、しっかり目を見て伝えてください。お手伝いには良い面がたくさんあります。小さい子のお手伝いはかえって手間のかかることが多いのですが、これも将来への投資です。ちょっとしたことをしてもらうチャンスを作りましょう。

また、自分のことを自分でちゃんとやったら、ママにとっては広い意味でのお手伝いです。「○○くんは今日も自分でちゃんとボタンが留められたのね。」「おはしでご飯を食べるの上手になったね、さすが3歳。」というように。あたりまえと思われることも認めましょう。前からできていることに注目して、改めて感心してもいいのです。1年前を思い出せば、成長が感じられるポイントが見つかるでしょう。ほめようと頑張らずにできることを確認すれば、認めたことが伝わります。

さらに、「○○ちゃんに会うと、おじいちゃん、元気が出るんだって。」「パパ、○○の顔を見ると、疲れがとれるよ。」といった言葉も、子どもの価値を認めることになります。子どもは、自分が役に立っていると実感するでしょう。

子どもの書いた絵や作ったものが、いいなと思ったら、ぜひリビングに飾ってください。「あら、素敵。ママ気に入っちゃった。これ、飾らない?」子どもの前でパパに見せて、「こんな絵が描けるのよ。」と言えば、パパも「ほお、すごいなあ。」と言ってくれるでしょう。

 

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