自分は大丈夫、と思える気持ち

 

日本でも人気の曲でした。どこかで聞いたことがあるでしょう。ホイットニー・ヒューストンの“Greatest Love Of All“

 

No matter what they take from me
人が私から何を奪い取ったとしても

They can’t take away my dignity
私の誇りだけは奪うことができない

Because the greatest love of all
なぜってとても大きな愛が

Is happening to me
今 私の中に芽生えているから、、、

I found the greatest love of all
とても大きな愛が、、

Inside of me
私の中で息づいているのだから

The greatest love of all
とても大きな素晴らしい愛を

Is easy to achieve
手に入れるのは用意なこと

Learning to love yourself
まず自分自身を愛することが

It is the greatest love of all
最高の愛だから

(日本語訳:ジャズボーカリスト ERIKAさんのブログより抜粋)

http://erikajazz.exblog.jp/14719622

 

自分を愛するというと、自己中心的な自己愛と思われがちですが、この歌で言っているのは、自分を愛することによって自分に誇りを持とうと言うことのようです。(歌全体の主張は、未来を託す子どもたちが誇りを持って生きられるよう、導こうということ)

わざわざ歌になり、多くの人の共感をえているのは、自分に誇りを持つことがとても大切なものだと言うことを感じ取っている人が多いということなのでしょう。そして、その気持ちは壊れやすいように感じている人が多いということでもあるのでしょう。

 

ここに出てくる「自分を誇りに思う気持ち」を自尊感情と言います。似ている言葉で自己肯定感という言葉もあります。こちらは「自分で自分の良いところを認める気持ち」のことを言います。

生きていれば誰でもヘコむことはあります。でも、立ち直る力も持っています。この立ち直る力の元になっているのが自尊感情や自己肯定感です。

ヤル気や自主性の元になります。前向きに生きるためにとても大切な力です。

 

もし、自尊感情がなく、自分がどうでもいいなら、他人の命の大切さも理解できないでしょう。自尊感情や自己肯定感は人間関係や協調性にも大きな関係があります。

 

日本では、「自分を誇りに思う気持ち」と言うと、鼻をツンと上げた得意顔が連想されてしまうでしょうか。「自尊感情」は、人と比べて自分の方が優れているという気持ちではありません。自分は捨てたもんじゃない、自分は大丈夫、というような気持ちです。

もともと自分はダメ人間だと思っている赤ちゃんはいないので、生まれてきた後、世の中に受け入れられていることを実感させてあげれば育てることができます。

 

赤ちゃんの脳は3歳までに身体制御や言語の発達と同時に感受性をみがいています。

3歳までの記憶は「幼児健忘症」と言って、忘れ去られたように見えますが、この時期に育った能力は潜在域に残ります。人間世界を生き抜く力として、脳に「刻印を押す」ことになるのです。この時期に自尊感情を育てておくことはとても重要です。

 

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