年長さんの秋になると、学校から「身体検査のご案内」が届き、小学校の入学が近いことを知らされます。

入学はとってもうれしいことですね。でも、ママには心配があるかもしれません。

どんな先生?どんなクラスメイト?持病があるけど大丈夫?

中でも見当がつかないのが、勉強ですね。

 

「学校は勉強という嫌なことをさせる場所だ」なんて言えなかったから、「学校は楽しいよ」と、休み時間や給食の話しかしていない。勉強を嫌がるだろうなぁ。

 

文字にまったく関心がなくて、3月になってから特訓したけど、自分の名前を読むのがやっと。大丈夫かな。

 

では、秋からでも間に合う準備についてお話します。

 

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ひらがな読み

入学前の準備で最も押さえておきたいのはひらがなの読みです。

学校説明会では「自分の名前が読めれば大丈夫ですよ」と言われることがあるようですが、実際はそれでは不十分です。(詳しくは、自分の名前が読めればいいのかな)

ひらがなを読む練習はたっぷりしておきたいですね。

 

ひらがな読みで忘れがちなのが、ちいさい「や」「ゆ」「よ」「つ」と音をのばす「う」です。

世の中にあいうえお表はたくさんの種類がでまわっていますが、ほとんどには清音(「 ゛」や「 ゜」のついていないひらがな)45文字だけしか載っていません。

しかし、清音のほかに、「 ゛」のついている濁音が20字、「 ゜」のついている半濁音が5字あります。また、ちいさい「や」「ゆ」「よ」の入った「きゃ・きゅ・きょ」「ぴゃ・ぴゅ・ぴょ」などの拗音は36種類あります。清音以外の音は合計61種類で、清音よりずっと多いのです。

清音が分かれば、濁音や拗音もわかるだろう、と思いがちですが、それは大人の考え方で、6歳児はまだ類推する能力が育っていません。それぞれ別の文字として扱った方がいいのです。読めるようになってから規則性に気づくというのが最も良い流れだと思います。

また、小さい「つ」の促音や「う」をつけてのばす長音にも慣れておきましょう。こちらは1字で覚えることはできませんから、小さい「つ」やのばす「う」の入った言葉で読み方を覚えることになります。

言葉で読めるというのはとても大切なことです。1字ごとの拾い読みができるようになったら、文字をセットで、言葉で読めるように練習を進めましょう。

 

練習方法としては、カードを使った文字読みから、言葉読み、文読みへと進めるのが一般的ですが、入学までの日にちが迫っている時や、共働き家庭で時間が足りない時があるかもしれません。そういったおうちには看板方式をお薦めします。

家の中のあちこちに、ひらがなで名前を書いて貼るのです。

つまり、壁には「かべ」と書いた紙、天井には「てんじょう」と書いた紙を貼ります。

文字の大きさは、A4の紙に1~2文字というところ。色は赤が断然お勧めです。

テレビなどカタカナ語はひらがなに直しません。ひらがなで書く言葉だけを貼ればOKです。

効果を高めるには

  1. 親子で一緒に、カードを作る。(字は大人が書く)
  2. 目につくところに貼る。
  3. 「楽しく貼った」という記憶をのこす。
  4. 子どもが「もう、いらない。」というまで、貼りっぱなしにする。

 

カタカナは1年生の2学期に習う学校が多いと思います。時間はまだあるので、入学前はひらがなに集中すればよいでしょう。

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いかがでしたか? 最近、ひらがなは幼稚園や保育園で教えてくれるようですが、読みができるようになるには時間がかかります。入学時には1文字ずつが読めるだけでなく、3文字くらいの言葉でセットで読めるものを増やしておくのが望ましいのです。〈かな学習室〉では言葉を読む練習をていねいに行っています。

かな学習室は新座市・東久留米市の中学生・小学生・幼児の皆さんのための思考力を養う塾です。中学受験、高校受験で高い合格実績を出しています。
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