人間は好奇心の強い生き物です。ほおっておいても勉強はします。

上手にボールを蹴りたいときは上手な人のまねをしたり、コーチをしてもらったりします。また、本から知識を得て「なるほど」「そうだったのか」とうれしくなることもありますね。

勉強自体はつらいものではありません。

 

こう言うと、それは勉強ではないという反論がでます。「問題を解いていないじゃない。」「テストもないじゃない。」

サッカーの試合と算数のテストは違いますか?サッカーで30チーム中ベスト16に入れなかったということと、算数で30人中17位だったということは似ていませんか?基礎トレーニングをして、学んだことを上手に再現できれば、もっと成績はよかったはず。

 

テストと試合は似たようなものなのに、どうしてテストはいやなのでしょう。

試合なら、相手が強くても全力を尽くせばいいと思えるのに、テストではそう思えない理由は?

×がつくから?先生がひっかけ問題を出して卑怯だから?親からあれこれ言われるから?いい点数でないとダメ人間と言われている気がするから?嫌いなアイツよりいい点がとれないから?きらいな教科はできないとわかっているのにテストを受けさせられるから?そして、やっぱりできないじゃないかと点数が言うから?

 

理由を考えてみると、勉強にネガティブなイメージがついているのは、人間関係と点数と言う評価に原因がありそうですね。

  1. 嫌いなことを無理やりやらされる感じ
  2. 誰かからあれこれ言われる感じ。言葉だけでなく、態度、雰囲気といったものも含みます。また、自分で自分のことをダメ人間だと思ってしまうことも含みます。

 

好きな教科が多ければ、無理やりやらされるという感じをあまり受けずに済みます。

また、それなりに納得できる点数がとれれば、周囲からも自分からもマイナスな干渉を受けずに済みます。

そうであれば、勉強も悪くないのではないでしょうか。

 

繰り返しますが、人間は好奇心のかたまりで、いつも学ぼうとするものです。ゼロ歳の子は周囲にあるものを、見たり、聞いたり、嗅いだり、さわったり、かじったりすることによって、五感から情報を得ています。未知なる世界を知ろうとしている訳です。

生まれつき自主的に勉強しているのですから、子どもに「勉強しなさい」という必要はないのです。

 

それならなぜ勉強しない子がいるのでしょうか。

 

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